記事一覧

恨めしいCottonwood

ファイル 630-1.jpgファイル 630-2.jpgファイル 630-3.jpgファイル 630-4.jpg

「春過ぎて夏きたるらし白妙の衣ほしてふ天の香具山」持統天皇

ようやく長かったシアトルの雨期も終わり、待ち遠しい夏が訪れた。しかしこの夏の初めには北米特有のポプラの一種「Cottonwood tree」の白い種が舞う。 種子に綿毛があるのでまるで綿綿(わたわた)が飛んでいるかのようである。そしてこの綿綿が原因で目が痒くなったり、くしゃみが出たりと私は毎年この初夏の洗礼を受ける。もうすでに一日に何度もおおきなくしゃみをして周りの人を驚かしている。本当にすいません。白い衣が干されているのを見て夏を感じた持統天皇、わたくし一庶民はこの白い綿綿を見て、目を赤くし、くしゃみをして夏を実感しております。
何はともあれ、庭の花たちが一斉に開き、家人が蒔いた朝顔や向日葵の種からも多くの新芽が顔をのぞかせ始めた。が、しかし、喜んでいるはずの家人の顔が曇っている。最近我が家の周りでは野に放たれて繁殖したウサギたちによってこの柔らかい新芽がことごとく食べられてしまったらしい。なんとまあ、困ったもんだ。