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新潟散策②

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新潟散策2日目は新潟市循環バスの1日乗車券を購入し、主要な文化財を見て回った。まずは「新津記念館」へ。新潟出身の石油王新津恒吉が外国からの客人用に建てたとされる洋館である。まあ、保存上のためか全てに制限があり要注意である。次に行ったのが「北方文化博物館新潟分館」である。ここは豪農の館で有名な伊藤家の持ち家であったが後に會津八一の館として使われたところである。ここで私は多くの八一の書とはたまた良寛の書に出会った。庭には八一の歌碑「かすみたつ はまのまさこを ふみさくみ かゆき かゆき かくゆき おもひそわかする」が建てられていたが、資料室には朱で直したその原稿と歌碑作成に際しての注意書きが残されていた。各部屋や廊下に見る八一の書には独特の味があり、存分に楽しむことができた。そしてそれらは誰もが八一になれないように誰もまねできる書ではなかった。美術館に集められた作品はそれが持つ品格がまっすぐ伝わってくるが、その書が生活の中にあると、その品格に人の温かさが加わってより輝きを増すように感じた。私は、書には人間の力が及ばない、自然の恵みや、目に見えない力があると思う。