記事一覧

つちのえ・ね

ファイル 14-1.jpg

写真は地元紙の表紙になった私の作品。十干十二支であらわすと戊子となる平成二十年。「十干はよくわからないけど十二支で言うと最初のねずみだよね」。「でもなんでねずみが最初か先生知っている?」。と、教室の子供たち。まあ、詳細は各自調べてもらうとして彼らが言うに「牛の背中に乗ってきたねずみがひょいと飛び降りて1番のりしたからさ」。だからねずみはずるがしこくて嫌われ者なんだそうだ。大人の世界ではちょっと違う。自分たちに都合のいいように「子」を「増える」意味とし、特に今年の十干「戊」は「茂」に通じることとあわせて、万物が繁栄し花開く年と解釈するものらしい。是非そうあってほしいと願うばかりである。3日でだめになる墨もあれば4週間ものあいだ生長し続けた墨もあった。その墨も今日で使い切る。もう二度とそんな墨には出会えないかもしれない。いよいよその最期の時をこれから楽しむ。